機械システム工学科 | 岡山理科大学工学部

大学院生1名・学部生2名の学会表彰！！！（2019年3月26日）

【日本設計工学会武藤栄次賞優秀学生賞】
　2019年3月20日に，機械システム工学専攻修士課程2年の松田好史君（清水研究室）が，公益社団法人日本設計工学会武藤栄次賞優秀学生賞を受賞しました．この賞は，設計に関して優秀な研究を行った学生に贈られるもので，松田君は軽量瓦の形状設計に関する研究成果が認められ，晴れて受賞となりました．おめでとうございます（写真上：修士2年松田好史君）．

【軽金属学会中四国支部奨励賞受賞】
　2019年3月8日に，機械システム工学科4年の三島崇寛君（清水研究室）が，一般社団法人軽金属学会中四国支部奨励賞を受賞しました．この賞は，中国四国地区で軽金属に関する卒業・修了研究に取り組み，学業・人物ともに優れている学生を顕彰するものです．おめでとうございます（写真中央：学部4年三島崇寛君）．

【日本機械学会中国四国支部学生会優秀発表賞受賞】
　2019年3月6日に開催された一般社団法人日本機械学会中国四国学生会第49回学生員卒業研究発表講演会において，機械システム工学科4年の大谷牧恵さん（衣笠研究室）が優秀発表賞を受賞しました．おめでとうございます（写真下：学部4年大谷牧恵さん）．

学位記授与式（2019年3月20日）

2018年度卒業研究発表会と卒業生・修了生・教員の表彰（2019年2月12日）

　2019年2月11日（月）に卒業研究発表会（写真上）が開催されました．緊張しながらも，各自の持てる力を発揮して，これまでの学習と研究の成果を発表することができたことと思います．質疑応答では難しいと感じる質問もあったと思いますが，これらの経験を将来の成長に役立てもらいたいと願います．そして最後に，2019年度の卒業生・修了生・教員の表彰が行われ，学部4年生の田中君に日本機械学会畠山賞（写真左中），小島君に機械システム工学科川崎賞（写真右中）がそれぞれ授与されました．また，修士課程2年生の三坂君に日本機械学会三浦賞（写真左下）が，近藤先生に機械システム工学科教員貢献賞（写真右下）が授与されました．卒業生・修了生の皆さん，今後のご活躍を期待しています！

2018年度工場見学（2019年1月10日）

　2018年11月27日（火）に広島のマツダ本社とマツダミュージアムに工場見学を実施しました．参加者は，学生46名，田中雅次教授と金枝敏明特任教授の2名で，大型バスで移動しました．マツダ本社では，多くのマシニングセンタが稼働する加工工場と多くの産業用ロボットや自動化設備が稼働する組立工場を2班に分かれて見学し，その後，マツダミュージアムを見学しました．加工・組立工場では，無人化が進んでおり，特に複数の大型のマニピュレータが互いに協力してスポット溶接をしたり自動車を組み立てたりする様子はとても迫力があり，学生は皆，とても感動したようでした．

【学生からの感想の一例】ビデオなどでは見たことあったのですが自動車の生産工場を見たのは初めてでした．全体的に迫力があり，自動化やオートメーション化されている風景は自動車業界が日本の最先端を走っている業界のひとつであると確信できるものでした．特に印象に残っているものはやはり溶接などのロボットです．ロボットが流れて来る車体を把握し，的確に動く様子はとても魅了されました．また，マツダの会社はとても広大でありながら細かな点に一秒でも早く，1人でも多く客に車を届けようとする工夫が見られました．働くにあたって意識するべきことが少し見えました．今回のマツダの工場見学を通してマツダだけでなく他の自動車工場の生産システムや工程にも興味が湧きました．機会があれば行きたいと思っております．とても良い見学ができました．ありがとうございました．

博士課程の学生が国際学会で発表（12月19日）

大学院生3名が国際会議で発表（11月21日）

　2018年10月31日～11月2日に台湾の高雄で開催された国際会議13th International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics（13th ISEM '18）にて，工学研究科システム科学専攻（博士課程）3年の趙薪茗君，機械システム工学専攻（修士課程）2年の松田好史君，同じく1年の北川陽菜さんの3名が，研究成果を口頭で発表しました（写真左上）．趙君（写真右上）は2回目の国際会議参加であり，流暢な英語で発表をこなしていました．松田君（写真左下）と北川さん（写真右下）は初めての国際会議発表で，直前までとても緊張していましたが，それぞれの15分間の発表と5分間の質疑応答を堂々と行いました．発表後は3名ともリラックスした様子で，他の人の発表を聴いたり，他大学の先生方と交流するなど，国内では味わえない貴重な経験を楽しみました．

4年生2人が国際学会で発表（11月14日）

大学院生2名が国際会議で発表，ポスター・プレゼンテーション賞を受賞！（10月17日）

　2018年9月3日～6日に英国ベルファーストで開催された国際計測連合の国際会議IMEKO2018 にて，大学院修士課程2年生の三坂大輝君（吉田・衣笠・林－研究Ｇ）が「Base parameters that can be identified from measured values and a control scheme for planar Torque-unit manipulator」の発表題目（写真左上）で，同修士課程2年生澤田拓弥君（林・衣笠・吉田－研究Ｇ）が「On facilitating method for skill acquisition of robot arm manipulation using surface myoelectric signals」の発表題目（写真右上）で，それぞれポスター発表を行いました．発表直前まで英語の台本を見直すなどして，二人とも緊張していましたが，本番では，すぐ近くに共同研究の先生方が控えていたこともあり，リラックスしたムードで大役を果たすことができました．
　そして，澤田拓弥君（林・衣笠・吉田－研究Ｇ）の研究発表で「Highly Commended prize in connection with the Sensors and Their Applications (S & A Poster)」（写真下）を受賞することができました．この賞は190件のポスター発表から選ばれた全7件の賞のうち，S & A Poster Prizes（Winner 1件，Highly Commended 2件）の1つです．おめでとうございます！

第3回機械システム工学科オープンキャンパス（10月1日）

　9月23日（日）に第3回オープンキャンパスが開催されました．本学科のブースでは，第1回・第2回と同様に各研究室のパネル展示，衣笠研究室によるムカデロボットやレスキューロボットの展示と走行実演，林研究室による表面筋電位を用いて操縦するロボットアームの体験などを行い，来場した高校生だけでなく保護者の方々にも興味深く見学してもらいました．また，ムカデロボットに興味を持ったある親子づれの父親の方から「来年必ず息子を入学させますので，4月からよろしくお願いします！」と言っていただいたのには，とても感激しました．
　午前の近藤先生による体験イベント「エンジンの仕組について学ぼう！」（写真左）では，簡単な工作・燃焼実験を行って，燃料が爆発するときの現象を見て楽しんでもらいました．また，エンジンカットモデルのデモにより，自動車が動く仕組みについて詳しく学んでもらいました．また，午後からの桑木先生による体験イベント「目に見えない熱や流れを最新可視化装置で見てみよう」（写真右）では，日常的に感じることはできるが目で見ることのできない熱や空気の流れが，最新の可視化装置を使うと見えるようになることを体験してもらいました．
　今回が，本年度最後のオープンキャンパスとなりましたが，例年以上に盛況に終えることができましたこと，ご来場いただきました皆様をはじめ関係者各位に感謝いたします．

研究・開発奨励賞を受賞！（2018年9月20日）

精密工学会中国四国支部「学生のための精密工学セミナー」参加（9月3日）

　9月3日（月）に中国四国地区の大学および高専の学生と大学院生を対象とした公益社団法人精密工学会中国四国支部企画の「学生のための精密工学セミナー」が工作機械メーカーの株式会社滝澤鉄工所（岡山市）にて開催されました．本学からは，機械システム工学科学生6名，知能機械工学科学生5名，教員2名（金枝敏明，寺野元規）が参加しました．はじめに中国四国地区の有力機械系企業（9社）の先進的な技術内容や事業概要の説明があり，その後，滝澤鉄工所にて工作機械の製造現場の見学がありました．最後に，参加企業の方と学生との技術交流会があり，食事を取りながら技術のみならず入社した場合の仕事内容等の個別の質疑・相談の時間がありました．参加学生は将来の進路選択の参考になるなど，有意義な時間を過ごしました．

【参加学生の声】「今まで詳しく知らなかった企業の事について知ることができ，自分の進路選択について選択肢を増やすことができた．」，「技術交流会での質疑応答では，より深く各々の企業について知ることができた．」，「面接での対応などの具体的なアドバイスを頂けた．」，「1人では不安であったが，このセミナーを友人と一緒に行くことが出来たのはとても良かった．」，「普段の学校生活では聞くことが難しいことや，自分の夢をどうしたら実現に向かわせられるかなど様々なことを聞くことができた．」

【写真：上】「学生のための精密工学セミナー」集合写真（株式会社滝澤鉄工所にて）
【写真：下】技術交流会の様子

第2回機械システム工学科オープンキャンパス（8月20日）

　7月28日（土）に第2回オープンキャンパスが開催されました．本学科のブースでは，第1回目と同様に各研究室のパネル展示，自動車エンジンの動くカットモデルによるデモ，衣笠先生によるロボット研究の紹介（写真左上），ムカデロボットやレスキューロボットの走行実演などを行い，来場した高校生だけでなく保護者の方々にも興味深く見学してもらいました．また，午前中は例年以上の来場者があり，清水先生による体験イベント「壊れない機械をつくる！」（写真右上の奥側）では，機関車の模型をレールの上で動かしたときに，レールがたわむ様子をセンサの計測値と合わせて観察してもらいました．力が作用すると材料は必ず変形するという現象をわかりやすく紹介することで，壊れない機械をつくるための材料力学の重要性を知ってもらいました．また，一度は名前を聞いたことがある金属材料5種類の丸棒を用意し，色や熱の伝えやすさ，密度の評価から何という名前の金属かを当てる「金属あてクイズ」（写真右上の手前側）を行って楽しんでもらいました．さらに，寺野先生による体験イベント「摩擦を測ってみよう」（写真左下）も同時開催して，金属を加工してもらうと同時にそのときの摩擦係数を推定する方法を体験してもらいました．そして午後の中井先生による体験イベント「金属材料の強さってどれくらい？」（写真右下）では，アルミニウム合金の金属材料を引っ張って伸ばしたときの強さを観察してもらいました．金属材料を試験機で引っ張っていって千切れたときの大きな金属音は，印象に残ったことと思います．
　7月29日（日）に予定されていました内容は台風の影響で残念ながら中止になりましたが，次回のオープンキャンパスは，9月23日（日）に開催されますのでご期待ください．

第1回機械システム工学科オープンキャンパス（6月17日）

　6月17日（日）に第1回オープンキャンパスが開催されました．本学科のブースでは，各研究室のパネル展示，自動車エンジンの動くカットモデルによるデモ，衣笠研究室によるi-CentiPot（ムカデロボット）の走行実演などを行い，来場した高校生や保護者の方に興味深く見学してもらいました（写真左）．また，午前の關先生による体験イベント「ミニ四駆を使って歯車の特性を見てみよう♪」では，歯車を組み替えることで上り坂を走行させたときのミニ四駆の速度がどのように変わるかを体験してもらいました（写真右）．今年の午前中は，例年に比べて多数の来場者があり大盛況でした．
　次回のオープンキャンパスは，7月28日（土）と29日（日）に開催されます．

名誉教授/特任教授・金枝敏明先生に精密工学会名誉会員の称号が授与されました（2018年5月22日）

　平成30年3月16日に公益社団法人精密工学会2018年度定時社員総会において機械システム工学科の名誉教授/特任教授・金枝敏明先生に精密工学会名誉会員の称号が授与されました．本称号は「精密工学の発達に特に功労のあった者および本法人に対し特に功労のあった者で，社員総会の議決をもって推薦された個人」（精密工学会定款第5条）に授与されるものです．

【金枝敏明先生からのコメント】このような名誉ある賞を戴けたのも機械システム工学科の教員始め，学生ならびに事務職員，家族のお陰です．今後もすべての教員が，所属されている学会からこのような賞が戴けるような環境づくりと協力体制が学内で整備されていることを祈っております．

最近のニュース(2018年度)